
どうしてもどうしても、自分に自信が持てない時って、ありますよね。
学校のテストで悪い点を取った時。
仕事でミスをした時。
好きで好きでたまらない人に振られたとき…。
自分のダメなところが頭の中を巡って苦しくなって。
頭を空っぽにして、散歩をしたり、酒を飲んだり、ゲームをしたり、あらゆることを試してもダメで、自分の中に信じられるものがなくて、不安で不安でどーしようもない…。
やっかいなのは、あまりに自信が無い状態が続くと、誰かからの励ましをも信じられなくなってしまうこと。
応援して、自信をつけさせようと頑張ってくれる人のことは、とてもありがたく思っているのに。嬉しいのに、それを素直に受け入れられなくなってしまう。
例えば、
「○○は、大丈夫だよ!」
「今まで頑張ってきたんだから、できると思うよ」
「○○は自分が思っている以上にできるんだから、自信もって!」
などなど。
心がダークサイドに堕ちてしまっている状態の人には、そんな言葉さえも受け入れる余裕は無かったりします。
そういう時って、まず自分の中の「自信の器」が空っぽで乾いてしまっているので、他の人からのいのちの水(励まし)も反射的な拒否反応で受け入れられないんです。
病んでしまっている心には、簡単なことが難しい。
もし、誰かに「大丈夫だよ」と励まされたら
励まされたら、嬉しい。
けれども、自分で自分の事をダメだと思っている人には、それすら負担に感じてしまうこともある。
だけど、本当はその励ましを素直に受け取って、「ありがとう、自分なりに少しずつ頑張るね」と言いたい…。
自分に自信が無くて、
「自分なんてダメだあーーーもういやだあーーお前はできる!って言われても………もう自信なんて残ってないしーーーダメダメダめだmーーーーー」
とパニックになりそうな場合。
思い切って、発想を変えてみましょう。
要は、「自分を信じる」のではなく、「相手を信じてみる」のです。
自分を信じられない自分を責めず、相手を信じてみよう
自分に自信を持つことはできない場合は、まず「自分を信じる」ことを、いったん横に置いておきましょう。
自分のことを色々考えると、かえって落ち込んでしまうので。
そして、まずは、自分を励ましてくれている相手を信じてみるのです。
たとえば、
「○○は、大丈夫だよ!」
⇒「自分では不安でいっぱいだけど、□□が言うことだから信じてみようかな…」
「今まで頑張ってきたんだから、できると思うよ」
⇒「□□には少なくとも頑張ってきたように見えてたのかな?頑張ってきたって自信を持っていいのかな」
「○○は自分が思っている以上にできるんだから、自信もって!」
⇒「自分ではどれくらいできてるのか分からないけど、□□がそう言ってくれてるから、無条件に信じてみよう」
こんな感じで。
自分を信じるんじゃなくて、まず相手を信じてみるんです。
励ましてくれる、心配してくれる人の気持ちを、深く受け止めずに、素直に受け取るんです。
自分はダメだ、そう思っている自分がいる。
だけど、こんな自分は不安だけど、そんな自分を助けようとしてくれる誰かがいるのだと。
まとめ
ネガティブな思考パターンの人の場合って、自分に自信を持つって、本当に難しいですよね。
世の中にはポジティブ思考の人もいるし、ネガティブ思考の人もいる。
それって、それぞれの人の個性のひとつでもあるので、簡単には変えられない。
「ネガティブ思考なんて損なんだから、ポジティブに考えなよ!」
と言われて簡単に変えられればいいのですが、それはおそらく難しい。
だけど、ポジティブネガティブどちらであれ、考え方ひとつで多分、人生はもっともっと楽になる気がします。
そこに、もし支えてくれて、応援してくれる人がいるのなら。
その気持ちを、そのまま受け入れることができたら、もっと楽で楽しく生きられるはず!
心をもっと軽くしたい!です!